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人工股関節

人工股関節置換術(THA)ってどんな手術?
手術後の回復と気をつけるポイント

人工股関節置換術(THA)とは?

人工股関節置換術(THA)は、股関節が変形して痛みが強くなった場合に行う手術です。変形の原因は、変形性股関節症や関節リウマチ、大腿骨頭壊死(だいたいこっとうえし)、骨折などです。痛みが続き、歩くのがつらくなったときに、ダメージを受けた股関節部分を人工の関節に置き換えることで、痛みを和らげて歩きやすくする効果があります。

 

手術の効果

手術後は、股関節の痛みが減り、歩くのが楽になります。また、足の長さが少し(1-2cm程度)改善されることもあり、歩き方がスムーズになることもあります。

 

手術のアプローチ方法

股関節の人工置換術には「側方(後方)侵入」と「前方侵入」という手術のアプローチがあります。アプローチによって、術後に脱臼しやすい動きが異なります。

 

側方(後方)侵入:屈曲・内転・内旋(股関節を曲げたり、内側に動かしたりすると脱臼リスクがある)

前方侵入:伸展・外転・外旋(股関節を伸ばしたり外側に広げたりすると脱臼リスクがある)

若い方と高齢者の手術について

人工股関節の耐久性は年々向上しており、過去に比べて長期間使用できるようになっています。現在のインプラントは、若年層でも10年以上の生存率が90%以上と高く、再手術が少なくて済むようになってきています。高齢者の場合、80歳以上でも手術後は多くの方が自立した生活ができるようになります。ただし、年齢に伴う合併症(心臓や肺のリスク)には注意が必要です。

 

手術後のリスクと注意点

手術後のリスクとして、脱臼や血栓(血のかたまり)の発生があります。特に脱臼は手術方法によって確率が異なり、初めての人工関節置換術で約1-5%、再手術の場合は5-15%ほど発生します。また、深部静脈血栓症(DVT)や肺血栓塞栓症(PE)といった血栓が原因の合併症も発生することがあるため、予防策が大切です。

 

退院後のリハビリと運動

手術後は、適切な運動やリハビリが重要です。リハビリによって股関節周りの筋肉を鍛えることで、再びしっかりと歩けるようになり、脱臼のリスクも低くなります。医師や理学療法士からのアドバイスに従い、焦らず少しずつ体を動かしていきましょう。

人工股関節手術後も、私の足で歩くために

―もう片方の股関節も守りたい。運動療法で未来を変えた65歳女性の挑戦―

痛みから解放されても、湧き上がる不安

65歳の林美智子さん(仮名)は、5年前に変形性股関節症の悪化から右股関節の人工関節置換術(THA)を受けました。長年悩まされていた足の痛みは手術により驚くほど軽減され、歩くことへの不安もかなり解消されたと感じていました。しかし、手術後の生活に慣れてきた矢先、美智子さんはもう片方の股関節の違和感を覚えるようになりました。「左も悪くなるのではないか…?」そんな不安が頭をよぎる日々が続きます。

 

痛みが本格化する前に何とかしたいという思いで、美智子さんは整形外科を訪れました。しかし、「まだ手術するほどではないですね」との言葉に安心する一方、「今はまだ大丈夫でも、今後はわからない」という医師の言葉が気にかかります。そんな時、美智子さんは自分と同じ手術をした知人が通っている、津田沼にある「かみの接骨院」の話を聞いて体験に足を運ぶことにしました。

 

レッドコードに出会う ― 体に向き合う新しいアプローチ

「かみの接骨院」の特徴は、レッドコードという運動療法を中心に、湿布やマッサージだけでは治らない患者を診ていること。美智子さんは初めての体験で、レッドコードを使った施術の様子に少し緊張を感じました。しかし、院長から「この療法はただの運動ではなく、体の自然な動きを引き出し、負担を軽減しながら弱った筋肉を強化するもの」と聞かされ、不安は次第に解けていきました。

 

施術が始まると、レッドコードの補助によって股関節を中心に無理のない動きができる感覚がわかりました。最初はぎこちなかったものの、徐々に筋肉が動くたびに身体がほぐれていくのを実感し、次第にリラックスできるように。美智子さんはこれなら続けられるかもしれないと思い始めました。

 

自分の体で歩くための新たな一歩

かみの接骨院では、週に一度、美智子さんの状態に応じてトレーニングのメニューを更新し、少しずつ運動のレベルを上げていくことになりました。最初は股関節周りの筋力をつける基本のエクササイズから始まりましたが、やがてバランスを取る動きや歩行のための筋力アップなど、日常の生活に必要な動作をしっかりサポートできるトレーニングへと進化していきます。

 

レッドコードを使うことで、関節への負担が少なく、安心して運動に取り組めるのが美智子さんには合っていました。また、自宅でも簡単にできるエクササイズを動画で学び、日常生活の中で無理なく体を動かす習慣が少しずつ身についていきました。

 

自分を支える強さを手に入れて

美智子さんは通院を続けるうちに、自分の体が少しずつ強くなっていくのを実感していました。以前は少し長く歩くと感じていた左股関節の違和感もほとんどなくなり、歩行にも自信がついてきました。院長から「手術をした右足も、定期的な運動で筋肉を保つことが予防につながる」と聞き、美智子さんは「自分の体で最後まで歩きたい」という強い意志が芽生えてきます。

 

また、かみの接骨院での運動療法を通じて、美智子さんは「自分で治す」力を信じるようになりました。人工関節に頼るだけでなく、自分の体を維持するためにできることがあるという安心感は、生活に対する大きな支えになっています。結果として、今ではもう片方の股関節も手術せずに守りながら健康的に過ごせています。

 

未来への希望を胸に

美智子さんは、日々の運動習慣を通じて、「健康とはただ病気がないことではなく、身体の声に耳を傾けること」と感じるようになりました。かみの接骨院で学んだ「動き方の知識」と「自分の力で身体を支える」という経験は、今後の生活にも大きな希望をもたらしてくれるでしょう。

 

この先も自分の足で歩くために、美智子さんは自らの体と向き合い、かみの接骨院でのサポートを受けながら、一歩一歩進んでいきます。

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2025/1/08
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