• 募金をしても、きちんと使われているか心配
• 募金したいけど、時間や手間がかかるから…
• 助けたいけど、何ができるかわからない

もう13年も経つんですね、東日本大震災から。私は当時の3月下旬に陸前高田に行きました。家族の知り合いに支援物資を届ける運転手としてでした。

その時の光景は今でも覚えています。路面が凸凹になった高速道路を進み、各県から応援できてた自衛隊の車両とすれ違いながら走っていると…突然映画のセットのように道路の両脇が瓦礫の壁になったんです。さっきまで普通の景色だったのに、その豹変ぶりに津波の怖さを感じました。

朝４時前に着くと、皮肉なことに星空がきれいなんです。なぜなら街に明かりが一切ないから。あんなに嬉しくないきれいな星空を眺めたのも人生初めてでした。

帰り途中によったコンビニに寄った時の話です。そのコンビニも何とか頑張って営業をしている感じで、店内も1/3程度のしか使っていません。

陸前高田に向かう途中、夜中の１時からものすごい渋滞をあちこちで見かけて、その先がガソリンスタンドだったことに気づいていました。そこで、私たちは残った携行管のガソリンを、そのコンビニで使ってもらおうと渡したんです。

そうしたら、お店の方がものすごく喜んでくれてコーヒーを無料でサービスしてくださいました。その「ありがとう」と気持ちだけでもうれしかったのですが…コーヒーが私たちの人数より１つ多かったので、私は駐車場にいたトラックの運転手に「飲んでください」と渡しました。

そうしたら、またトラックの運転手さんからも「ありがとう」と言っていただけたんです。

「人の感謝はこうやって繋がっていくんだな」と、その時にしみじみと実感しました。

台湾はその時に緊急援助隊を送ったり、200億円もの寄付金を送ってくれたそうです。

当時、何か他にできることはないか？と行動したのが上記の義援金でした。少額ではありますが、少しでも何かの役に立てればと動いた結果です。

それから、国内で何か災害があれば出向きたいと思っていても、実際には動けていません。能登半島地震の時も動けていないのが現実です。

だから、今回は違うカタチで動いてみようと思います。

誰だか分からいない人に義援金を渡すなんてできませんよね？だから、簡単な自己紹介をさせてください。

20代のときは、イギリスとスペインで障がいのある方々と一つ屋根の下で共同生活をするボランティアをしていました。

今は接骨院をしながら、サッカーチームのサポートをしたり習志野市のの健康医療のサポートなどもしております。

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